<会員制高級クラブ>
私が働いていた六本木のクラブは、会員制の高級クラブです。会員制のクラブではご自分ですでに会員になっている(ボトルを持っている)お客様しかお店には入店できない、ということになります。つまり、一見さんお断りです。もし新規でお店に入店してみたくても、誰かのご紹介がないと店内で飲むことはできません。
<入店>
まず、お店に入ったときにフロントがあり、そこで係りの女性(クラブにはそのお客様担当の係りというホステスが必ずいます)と自分の名前をボーイの者に伝えてその確認が取れて初めて店内に入ることができます。
<店内>
店内は照明が暗く、落ち着いた雰囲気ですが、生花が店内のあちらこちらに飾ってあり、華やかさを演出しています。壁は木目でソファーも昔ながらの高級クラブを思わせる造りでした。
<着席>
席に通されるとお客様一人に対して約2〜3名の女性がお客様のお席につき、お酒を作りながらお話をはじめます。お酒と一緒に乾き物やポッキーなどのおつまみも必ずでてきます。会話は、日常のことから、趣味、ビジネス、経済など多種多様です。女性はお客様を立てて会話し、おもてなしをします。
<お飲み物>
ボトルは2万〜5万くらいが相場です。2〜4万前後の焼酎、ウィスキーをを飲まれる方が多いですが、中にはヘネシー、マッカラン、バランタイン、百年の孤独、森伊蔵などを飲まれている方もいました。お祝い事やお客様のご機嫌がよいときは、ドンペリやワインもご注文されます。
<料金>
私の働いていたクラブでは、2時間がワンセット料金で、それを過ぎると30分おきに延長料金が別途かかってくるというシステムでした。また、六本木のクラブでは同伴料・指名料は全てお客様の負担になるので、お気に入りの女性をたくさん指名すると料金がどんどんお高くなっていきます。お一人でいらっしゃった場合、初回ボトルを入れて8〜10万くらい(ボトルにもよりますが)が相場になるかと思います。ボトルが入っている状態でしたらだいたい5万円前後といった具合です。
<お会計>
お会計は現金かカードで払っていかれる方が大半ですが、中には売り掛け(ツケ)にしてサインだけを書きそのまま帰られる方もいらっしゃいます。売り掛けにするお客様は、銀座のクラブにいらっしゃる方よりはだいぶ少ないかと思います。
<退店>
お帰りの際は、係りの女性と指名した女性がお客様の姿が見えなくなるまでお見送りいたします。
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