<つけまわしとは>
つけまわしとは、黒服がホステスをお客様の席に着けたり、抜いたりする仕事のことです。
クラブでは、この”つけまわし”がとても重要になります。黒服でもある程度長く勤め、仕事ができると判断された人にしか任されない業務です。
<つけまわしのお仕事>
まず、つけまわしは、お客様の好みに合いそうなタイプのホステスをつけなくてはいけません。話が盛り上がっていなさそうだったら違うホステスをつける 必要がありますし、その客席がチャンスボトルだったらお酒の強いホステスをつけたりもします。
そして、だいたい60分前後でホステスを交代します。
<つけまわしの基本>
つけまわしの基本は次の通りです。
1.お客様を席に一人にしないこと。
これは絶対です。ホステスもお客様が一人になる状況を作っては いけないので、一人でヘルプに着いているときはお手洗いもダメです。
2.係り指名や場内指名が入った女性は、お会計のときにはそのお客様の席に必ずその女性を戻してお見送りをさせること。
これもクラブの決まりですね。途中、お客様の席から抜けていても係りだったり、呼ばれていたりすると、必ずお会計のときに戻らなくてはいけません。
3.指名がブッキングしたときなど、時間やお客様のご機嫌を考えてつけまわしをすること。
「○○ちゃん呼んで」と指名が入れば、そのホステスをお客様の席に着けなくてはいけないのですが、売れっ子になるとたくさんのお客様から指名が入るのでなかなか一人の女性をお客様にまわすのが大変になります。
以上、この3点が大切だと思います。
<つけまわしって大変!>
また、このつけまわしのお仕事は、ホステスから「なんであのお客様の席に私をつけるの!」、「私、あそこの席には行きたくない!」、「ちょっと、この席に早く○○ちゃん呼んで!」、「もう帰りたい!」などと罵られるのは日常茶飯事。
そんなことを言われても、うまくかわして上手にホステスを使えないと務まらないお仕事です。
つくづく大変なお仕事だと思います・・・ハイ。
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